ボンボニエール

たまに思い出すために

酒の飲み方を覚えたい

2/3.

スケジュールに何も予定がない土日を10月ぶりに迎えた。前日に友人と終電まで飲み、どうしても飲み足りなくて近所の知り合いを捕まえて27時くらいまで飲んだ。次の日に何もないということが久しぶりなのでつい。この生産性のない時間の過ごし方をいい加減卒業したいけど、いつまで経ってもできない。酒を飲んで一体何が「良くなった」ことがあるんだろう。体質的に全然強くなくていつも3杯目から記憶があやふやになる。人と過ごす時間をそんな雑な扱いにできる自分は結局自己中心的にしか人と関係を築いていないなと書き起こして気付いてしまった。またしばらく飲酒は一人でいいかな。

9時くらいに起きて散らかり放題の家を足の踏み場を作るくらいには片付ける。洗濯物を畳むまでしてくれる洗濯機はいつの時代になったらできるのだろう。この時間が億劫で洗濯物で溢れかえる。部屋は心の鏡と言うけどまさにそう。一時期精神内科に通っている時期はとにかく部屋の環境が悪かった。部屋が狭くて汚かった。2回の引っ越しを経て今の部屋になってから薬がなくても生活できるようになった。久しぶりに床を見て掃除機をかけ、髪が詰まりに詰まった排水溝掃除。年末から結構バッドに入っていた心が少し軽くなった。

何も予定がなくて何をしていいかよくわからず粉物が食べたいので友人を夜ご飯に誘うと「今日はアジア杯なので」と。誘った手前じゃあ辞めますとも言えず、ちょっと悩んで一緒に見ることに。夕方までに新宿で用事を済ませて最寄り駅で集合。目当てのお好み焼きを食べて家でサッカー、ちょっと駄弁って解散。非常にちょうどいい。友人と遊ぶとなると基本的に出かけて外でご飯を食べることがほとんどになるけど、家でTV見るなり映画見るなりで会話をそこまでしなくていい時間を過ごすほうがずっと気が楽。友人と会うときすら出不精になる。

結局この日も飲み足りなくて友人が帰った後一人で相当飲んで記憶のないLINEと電話の履歴を翌日見て頭を抱えた。いい加減に酒の飲み方を覚えたい。